2025年11月2日(日)、後援会総会を開催いたしました。
今年も就職講演会を開催し、会員、保護者の方々に参加いただきました。
日 時 2025年11月2日(日)午前9時30分から
場 所 北九州市立大学(北方キャンパス)本館 A-101教室
次 第
〇 第70回 後援会総会
一 開会
二 会長あいさつ(福島会長)
三 学長あいさつ(柳井学長)
四 報告事項
- 大学の近況について
- 2024年度決算及び監査報告について
- 2025年度予算について
五 閉会
〇 就職関連講演会
*「最新の就職環境と保護者の役割」
講師:株式会社 学情
キャリアサポート部 マネージャー
松井 健悟 氏
<第70回後援会総会 会長挨拶>
おはようございます。ご紹介いただきました、第9代会長の福島でございます。会員の皆様には、早朝より北九州市立大学第70回総会・就職講演会にご参集頂きまして、感謝申し上げます。また、大学より柳井学長をはじめとした本学の教育経営の中心となる先生方にもご参加いただき御礼申し上げます。
改めまして、高い席からではございますが、会員の皆様に日ごろのご支援の御礼を申し上げる次第です。ありがとうございます。
わが北九州市立大学は来年には創立80周年を迎えます。またその翌年に計画されている新学部「情報イノベーション学部」の設置準備もいくつかの課題を丁寧に詰めながら進んでいます。5学部、1学群、大学院4研究科に新しい知の泉が加わることになる筈です。大学の現状等については後程ご案内があるかと思いますが、後援会では、大学側並びに同窓会とも一体となって、学生たちの今を支援する活動を行っています。加えて、本学を巣立ち、いよいよ実社会へはばたく学生たちへの明日を支援することも重要な使命と心得て、種々の日常的な支援に加える形で、総会後の就職講演会を位置付けています。保護者の皆様を含めた就職講演会の意図は、就職は「学生がひとりで対応すべき問題ではない」という意味合いからです。大学はもとよりご家族みんなで協力して臨む、最近どこかで多用された言い方をすれば「総力戦だ」と考えておくべき人生の節目だということです。
学生生活に限らず、日本社会全体が、少子高齢化・人口減少へ急展開する今と未来は、誰も実体験してこなかった社会構造です。グローバル化の急進、人工知能の目覚ましい進化等により、必然として社会が期待する大卒者像も変化の時にあります。また、激甚化する自然災害の元凶とも言われる地球温暖化問題への理解も含めて、学生諸子には、大学での講義科目に加えて、幅広い教養全般の習得や先生方や学友、地域との密な交流体験が、社会が期待する大卒者像への成長を支えてくれる筈だと確信できます。
世の中は動いています、時間は止まらない、実際に今年7月10日は地球の自転速度が1.38ミリ秒早かったとい記事もありましたが、感覚的には時間の流れる速度、世界が変化していく速度は早まっているような気がします。そんな現実社会へ巣立つ学生に在学中にどれだけ成長のチャンスを提供できるかが、後援会の社会的使命であり、ひいては大学のプレゼンスを上げる要諦だと言えます。我々、後援会では、何をもって学生に寄与できるのかを自分事として考え、関係各位と協力して、このあとにご紹介します各種の支援活動を強化しています。
今後も、学生が多くの決断局面にあたり自分で判断し、奥行きのある人間として成長することで、豊かで意義深い人生のスタートを切れるように、常に学生に寄り添った運営に努めて参ります。引き続きご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
保護者の皆様には入学式以来の来学、又は初めてのキャンパス訪問という方もいらっしゃるかと存じますが、本日は第77回大学祭「青嵐祭」が「黎明」と銘打って一般開放の形で開催されています。伝統を大切にしつつも、挑戦を重ね、新しい始まりをつくりあげようと挑戦するお子様方の空気を、ぜひ体感して有意義な1日としていただければ幸いです。
甚だ、簡単ではございますが、開会にあたっての、後援会からの御挨拶とさせていただきます。本日はよろしくお願いいたします。
北九州市立大学後援会 会長 福島宏冶